日本音楽ー能楽

日本音楽-能の歴史②(大成期~今日)

戦国時代から桃山期 豊臣秀吉の保護 応仁の乱以降の幕府の弱体化や寺社の衰退は、能に大きな打撃を与えた。大和猿楽においては新しい作品が創作され、一般民衆の支持にわずかに活路を見出したが、田楽も近江猿楽もほとんど消滅し、16世紀後半には有名大名を…

日本音楽-能の歴史①(散楽~大成期)

能の歴史 奈良時代に大陸から輸入された散楽(さんがく)は、曲芸、軽業、奇術、歌舞などの雑多な芸能であったが、平安時代には滑稽な物真似が主流となり、猿楽(さるがく)と呼ばれ、時代を経て台詞喜劇としての狂言と、まじめな歌舞劇の能に分化していく。 今…

日本音楽ー能

能楽ー中世成立の楽劇 能楽・・・能+狂言。 能→狂言→能というふうに能の合間に狂言が上演され、この2つを一括して「能楽」と呼ぶ。 能とは? 日本の伝統芸能。 仮面(面)をつけた役者が、独特の抑揚をつけてコトバ(詞)を語り、演じ、舞う音楽仮面劇。 地謡(…